クエン酸の温度による反応の違い

クエン酸による酸焼けに関して少しご質問がございましたので、クエン酸水の温度による反応の変化について少し実験してみました。

汚れを落とす公式

旧ブログでもどこかで書いた記憶があるのですが、

洗剤の強さ × 研磨力 × 温度 = 汚れの落ち方の違い

という法則がお掃除の場合は存在するようです。ゆえに私たちは汚れの程度によって洗剤や研磨剤(こする道具)、ならびに洗剤そのものや該当箇所もしくは洗い流す水(この場合はお湯になりますかね…。)を温めるというテクニックを無意識のうちに使っています。

以下の動画は私が以前手がけた中華料理屋の換気扇清掃の様子ですが、最初に噴霧した薬剤は苛性ソーダを異常なまでに濃くしたものでして、その上でケルヒャーに75度のお湯を流し込んで洗い流しております。

上記公式の全ての項目を最大限に引き上げた作業の様子です。

これはかなり極端な例ではありますが、家庭の奥様方でもコンロの五徳や換気扇のシロッコファンを煮て汚れを落とそうとしたことはあるかと思います。あれもまた温度という項目を引き上げるためのテクニックなんですよね…、実は。

このように温度によって薬剤の効き方に変化が生じるというのは何となく理解できたでしょうか…。

ただ、私もそうだったのですが、これはアルカリ性洗剤で落とす汚れの場合にはそういった発想を常に持ってはいるのですが、酸性洗剤を使う場合にそういった発想をするかと言うと…、あまりしたことが無かったんですよね…。

ただ、過去にはそういったこともやってはいますが…、

この動画の1分10秒あたりからスチームを使用しています…。

ただ、これは「なんとなく気分でやった…。」ことでございまして、変化することを自覚しての行動ではないのですよね…。

酸性洗剤は温度によって効力は変わるのか?

そんなわけで私自身も酸性洗剤に熱を加えると効果が増すのかどうかという事は今まで考えたことも無かったので、少し実験をしてみました。

ここに同じくらいの色合いの10円玉を二つ用意しました。

これにクエン酸水をかけて、一方はそのまま、そしてもう一方は下からジッポライターであぶってみました。

クエン酸水を吹きかけ、スタートから50秒で拭き上げてみたところ、

このような変化が出ました。向かって右側が熱を加えた方ですね。

やはり熱を加えた方が酸性洗剤においても変化が激しくなるということだと思います。

バリバリ文系の私が何の基礎知識も無いままに試してみた実験でした。

(おわり)

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