トイレ掃除 タンク上の手洗い部分

前回はサンポールを漬け置きしましたので、今回は本格的に汚れを落とす手順をお話ししたいと思います。

 

なお、タンクならびに手洗い部分がプラスチックで出来ているトイレには以下の方法は決して施工しないでください。傷だらけになって取り返しがつかなくなります。

 

 

こういった製品です。見た目の質感で判断はつくかと思いますが、念の為指ではじいてみて下さい。

 

仮にこの様な製品だった場合は、サンポールで漬け置きしたのちに先日の研磨粒子なしの台所用スポンジか、もしくは3Mのネットスポンジでこすればキレイになります。詳しくは後日別記事でアップしたいと思います。

 

それでは本題に入ります。

 

サンポールを漬け置きした1時間後くらいから以下の作業を始めて下さい。

 

 

タンク上の手洗いボウル

 

取り外し

 

タンク上の手洗いのボウルは付けたままでも作業は出来ますが、こすった後に水で流したり、まだ落ち切らない水あかをチェックしながら細かな作業をしたりしますもので、取り外すことが可能であれば外して作業をすると効率的です。(ただ、自身の無い方は無理に外さないでくださいね。)

タンク上部のフタ?を手で持ち上げると、このようになっています。

DSC01409.jpg

この指で示している部分がネジになっています。

これを左回しに回してあげるとホースが外れます。

DSC01410.jpg

この部分はゴムのホースが金具でとめてあるものや、そのまま差し込まれているだけのものなど、器具によって様々ですが、必ずとれますのでご自宅のものはどうなっているかを観察してみてください。

 

 

これは差し込んであるだけのタイプ

 

 

話は戻りまして…

取り外すと、こうなります。

DSC01411.jpg

 

 

汚れ除去

 

粗掃除

そして、取り外した手洗い台は洗いやすい場所にて洗っていきます。洗面台やお風呂などが良いかと思いますが、その際は下にタオルなどを敷いて洗面台やお風呂の床を傷つけない配慮をして下さい。

 

 

こんな感じですね…。

 

そうしましたら水をかけながらスコッチ(ナイロンタワシ)でこすっていきます。

写真で私が使用しているのは、緑のスコッチですね。

スーパーやドラッグストアーで一番簡単に手に入る品物です。

 

これで陶器部分をゴシゴシこすっていきます。

DSC01412.jpg

これでかなりの部分は落ちているはずなのですが陶器の釉薬と一体化してしまったシリカスケールは除去できません。

 

上記お風呂場に設置したボウルのスコッチでこすった後の状況です。表面上の汚れはある程度取れたものの、サンポール+スコッチではこれが限界です。残ったのは陶器表面に塗られた釉薬と一体化したスケールなんです。

 

私も以前はこのシリカスケールを除去するために耐水ペーパーを使用するようネットで情報を流したこともありましたが、たとえ肉眼では認識できなくても細かな傷は入ります。(これに関しては後日詳しくお話ししたいと思います。)

 

ゆえに今は釉薬に傷をつけないでシリカスケールを除去するために「茂木和哉」を使用しております。

 

 

シリカスケール除去

 

 

まずは直接「茂木和哉」を垂らします。その上で研磨剤のあまり入っていないナイロンタワシでこすります。使用したのはこれ

 

 

 

本当はラップでこするのが早いのですが、なにゆえこの工程を一度挟むのかといいますと、いきなりラップだと状況によっては釉薬を傷つけてしまうのです。

 

「茂木和哉」でこすった際にスケールが塊で取れてしまう事があります。それをラップで押し付けてこすれば…、そのスケールで釉薬をゴリゴリと傷つけてしまうんですね…。これはトイレのような陶器だとあまり目立たないのですが、鏡などは一発で傷が確認できてしまいます。

 

極力傷つけないお掃除を目指す奥様方には、少し手間はかかりますが、傷つけないためのひと手間を加えることを強くお勧めしたい次第です。

 

この段階でかなり綺麗にはなってきますが、それでも取れないスケールがあります。このボウルに置いては排水口周辺が気になりました。このようなスケールにおいてはカッターでスケールだけを削ってしまいます。

 

 

ここまでの作業でほぼ汚れと言えるものは除去できました。

世間の普通のお掃除屋さんがお客様に収めるレベルがこの辺りです。

 

しかし、ここで作業を終えてしまっては感動的な仕上がりにはなりません。

 

最後のダメ押しをここでするのですね。

 

 

再度「茂木和哉」を垂らして、今度はラップでこすります。ここで注意しなくてはいけないのは、ラップは「サランラップ」や「クレラップ」などの普通のものを使用して下さい。安いもので業務用のラップなどもありますが、薄すぎてスケールがよく取れません。結果的に「茂木和哉」を大量に消費してしまったりしてかえって不経済になります。

 

 

ここまでの作業で仕上がった状態がこれです。

相当に綺麗でしょ?

でもまだ鏡のようにこちらが映りこんでいませんね…。

 

やるなら徹底的にやりましょう!

 

ってなわけで、今度は「茂木和哉」にサンポールを垂らして一気にこすりあげます。

 

 

で、仕上がった状態がこちら

 

 

 

ピカピカでお皿みたいでしょ?

この上に刺身を盛りつけて一杯やれそうな感じですね…。

 

水栓金具や便器、便座に関しては来週アップしますね。

 

 

追記 次の記事アップは来週になってしまいますが、この週末に試したい方は以下の点に気を付けて作業して頂ければ大丈夫かと思います。

 

1.水栓金具に関してはクエン酸水+バスマジックリンをかけて漬け置き後に研磨粒子なしの台所スポンジでこすり、その後に「茂木和哉」で磨く

 

2.便器に関しては基本的に上記手洗い部分と同じ作業でOK、しつこい尿石に関してはサンポール→緑のスコッチの作業を繰り返していく。(もちろん漬け置き時間は設けること。)

 

3.便座、フタに関してはサンポール漬け置き後に研磨粒子なしの台所スポンジでこすってマイクロファイバークロスで拭き上げる。絶対に研磨粒子が入っているものでこすってはダメ!(マイクロファイバークロスのみでも結構いけます。)

 

以上の3点に気をつければ大きな事故は回避できると思いますので、早くに試したい方はとりあえずやってみて下さい。

 

9/27追記

 

 

コメント

  1. より:

    こんにちは
    いつも丁寧な説明をありがとうございます。
    今回の記事を見て、あきらめていた所を頑張って
    磨こうと思いました。
    更新を楽しみにしています。

  2. 匿名 より:

    いつも見させてもらってます
    茂木和哉とサンポール買いました!
    更新楽しみにしてます。

  3. TETSURO より:

    kさん、匿名さんいつもありがとうございます。

    今晩あたり更新出来るように頑張ります。

    今後ともよろしくお願い致します。

  4. 匿名 より:

    先日茂木和哉とサンポールを購入したと
    メールした者です。茂木和哉を買って
    嬉しくて、キッチンのステンレスの天板を
    サランラップで磨いたのですが、その部分が
    削れてしまったのか、そこだけ白っぽくなってしまいました、、多分磨いて拭き取るとき
    黒っぽいサビのような匂いと色だったので
    削ってしまったと思うのですが…
    どうすればいいのかよくわからなくなって
    しまい…蛇口の部分はきれいになったので
    同じような気持ちでこすってしまったのが
    いけなかったのか…
    ちなみにうちの、天板はステンレスですが
    ザラザラしてるちょっとくすんでる感じの
    タイプです
    お時間がある時にでも何かアドバイスを
    戴ければ…ありがたいです

  5. TETSURO より:

    匿名様

    仕事が立て込んで、なかなか更新できずに申し訳ありません。

    ところでシンクの件ですが、匿名さんが予想されたとおり「茂木和哉」でステンレスを研磨してしまったのが原因です。ただステンレスの場合は研磨して顔を出してきた色合いこそが本来の色合いですから、そこだけが綺麗になってしまったと考える方がより正確かとも思います…。

    その上での対処法ですが、他の部分も磨き上げて今回磨いてしまった箇所の色気に合わせるというのが王道ですが、施工範囲も広くなってしまいますし、ムラが出来てしまったり、匿名さんのお宅はツルツルの天板ではなくエンボス加工されているものでしょうから、かなりハードルは高くなるかもしれません。

    御迷惑でなければ以下のメールフォームで御連絡先を教えて下さい。

    https://osouji-pro.info/wordpress/mail/

    その上で私のメールアドレスを返信致しますので、そこに今回の事故箇所の写真を添付して送って頂けないでしょうか。

    実際の素材を確認しながら、より具体的なアドバイスが出来るのではないかと思います。

    お手数をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。

  6. TETSURO より:

    匿名様

    お写真が無いのであくまでも私の予測をもとに書いていきますが…。

    とりあえず以下の手順で作業を進めると多少の変化があるかと思います。

    1.ジフなどのクリームクレンザーを天板に垂らし、緑色(茶色でも可)のスコッチでこする。(9/27追記の写真参考)この際、変色してしまった箇所の色気に他を合せるような気持ちで磨いていく。(こすった後はキレイに水拭きしておく。)

    2.クエン酸水を天板に直接スプレーし、3Mのスポンジ研磨剤(ミディアム)(9/27追記の写真参考二枚目の写真の一番右のスポンジ研磨剤です。)で徹底的に磨く。このミディアムはこすっているうちに研磨粒子が取れて、こするとザラザラとした感触になりますが気にせずにこすってください。エンボス加工の溝の部分をキレイにするにはこの取れた研磨粒子が必要なんです。で、このミディアムのスポンジ研磨剤を一枚ダメにする(研磨粒子が全て取れて使い物にならなくなった状態。)くらいのつもりで磨いて下さい。

    3.スポンジ研磨剤の番手をファイン→スーパーファイン→ウルトラファイン→マイクロファインという順序で徐々に細かくしていき、水を含ませながら磨いて下さい。

    おそらくここまでの作業で茂木和哉で磨いてしまった箇所との段差は目立たなくなるのではないかと思うのですが…。

    4.最後に茂木和哉で全体を磨いてしまいます。その際はラップですと、こすった箇所だけ研磨しすぎてしまいますので、研磨粒子の入っていない(もしくは微粒子の研磨剤入りの)ナイロンタワシでこすって下さい。(追記の最後の写真のようなものです。)

    とりあえず私の考えるところを述べてみました。参考になるとありがたいです。

    • 匿名 より:

      お返事ありがとうございます。
      以前楽天ブログ?をされていたときの
      シンク掃除を
      見て、3Mの赤と緑のスーパーファイン
      スポンジは家にあるので、それを使ってみます。
      ただ、不器用なもので、きれいにできるか
      不安なんですが…
      お忙しいのにありがとうございます。
      実はあんまりブログにコメントとか
      した事がなくて、こんなにお返事を
      いただけるとは…

      また困ったら、メールかコメントをさせて
      いただくのでお時間があるときにでも
      お返事いただけるとありがたいです。

  7. TETSURO より:

    匿名様

    楽天の頃から観ていて下さったんですね…。嬉しいです。

    ところで昨日の現場がちょうどエンボス加工のシンクでしたので、論より証拠と思って実際にやってみた写真を撮ってきました。

    取り急ぎ最新記事にアップしましたので、参考にしてみて下さい。

    https://osouji-pro.info/wordpress/kitchen/motegikazuya-discoloration/

  8. 匿名 より:

    キレイになると気持ちがいいですね。
    掃除屋さんに頼んで、高額だったのに手抜きをしてあって悲しくなりました。

    「世間の普通のお掃除屋さんがお客様に収めるレベルがこの辺りです。」←これをしてない掃除屋さんもいるので、このサイトが多くの人に知られて業界全体のレベルアップがされることを望みます。

    • TETSURO より:

      匿名様

      コメントありがとうございます。

      「知ってるけど、やらない。」と「知らないから、出来ない。」とでは天地雲泥の差があるかと思います。

      実際には他のお掃除屋さんの手掛けたばかりの現場を見せて頂く機会というのはなかなかないもので、「知らないから、出来ない。」という人が多いのかもしれませんね…。

      上記記事は一般のご家庭の奥様用に書いたものなので時間も手間もかかりますが、掃除屋さんであれば手元の道具と洗剤を上手く使えば2~3分で最後の写真のように仕上げてしまうことは出来るんですよね…。

      私もまだまだ知らないことばかりなので、日々勉強していかなければと思っています。

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