茂木さんの生ライブ謹んで視聴させて頂きました。
色々と貴重な情報が話の中に盛り込まれていたのですが、奥様方は気づかれましたでしょうか?
お風呂のカビは上から落ちてくる…
いくら床や壁を掃除してもお風呂のカビがなかな根絶できない…。
その原因は換気扇にあるという…。
なるほど…。と私は思いました。タイムリーに先日お風呂の天井の記事をアップしましたが、換気扇内部まで分解清掃する奥様は殆どいらっしゃらないでしょう…。
でもって、実際には私がアップしたような具合になっている換気扇が大部分であるという事実…。
当然のことながら、そこはカビの温床になっている訳でございます。
今度機会があったら換気扇の分解洗浄方法を紹介しますね。
洗剤は成分の種類を見て3種類だけでOK
1.アルカリ性洗浄剤
2.酸性洗浄剤
3.塩素系漂白剤
この3種類を用意しておけば大丈夫ということ。
確かにその通りだと私も感じます。
実際に私の仕事車にも
1.アルカリ性洗浄剤(洗剤)【強力・普通・弱い】の3種類
2.酸性洗浄剤(洗剤)【強力・どこでも使う用】の2種類+酸性系ケミカル用品6種類
3.塩素系漂白剤【コンビニでも買える○○円のブリーチ】
と、これぐらいしか入ってませんものね…。酸性系のケミカル商品が多いのはそれだけ水あかで苦労しているからですが、水あかを無視すれば2種類だけでほぼまかなえてしまいます。
【 】で括った6種類の洗剤でほぼ家の中は綺麗になってしまうものなんですよね。
そして茂木さんは「別に場所ごとに洗剤を用意しなくても良いのです。」と仰ってましたが、私はまさにウンウンと頷いてしまいました。
私は平気な顔をしてキッチンにサンポールを持ってきたり、洗面台にバスマジックリンを使用したり、お風呂にキッチンハイタ―を使ったりするので、お客様によっては「エッ…!ウソでしょ…?」なんて顔をされますが、私はその成分をみて使っているだけなんですよね。しっかり事故を起こさずに綺麗に出来れば良いと思うのです。
先日ネットで物を知らない洗剤メーカーが「油汚れに剥離剤を使うバカな掃除屋がいる。」なんて書いてあるのをみましたが、「バカはおまえだろ?」と私は思いました。ハウスクリーニングという仕事がここまで一般的になる前は換気扇掃除に剥離剤を使用するのはポピュラーだったのです。実際に使ってみればわかることです。剥離剤は強アルカリです。油をバンバン落とす性質なんです。現在では性能の良い油用洗浄剤が出回っているので皆さん剥離剤をあえて使う事は無くなっただけなんです。私なんかは今でも洗剤が足りなくなったら剥離剤でその場をしのぐときもありますし、逆に床清掃の剥離のときにあえて苛性ソーダを使うときだってあります。
ようは洗剤(洗浄剤)の成分をハッキリと認識して使い方を間違えないこと。
これが大事なんだと思います。
濃度と漬け置き時間
茂木さんがカビ取り剤の説明の時にこの深い話をちらっとされていました。
まさに濃度と漬け置き時間の案配…、これをどれだけ上手くコントロールしてあげられるかでどのようにも仕上がりを調整することは出来るんですよね。
世間でもコンロの五徳なんかは皆さん苦労しているようですが、私の場合は洗浄剤につけ置く時間は1分以内です。これで重曹で煮込んだ時と同じ状態に持って行ってしまいます。(私どもの場合は時間との勝負ですので…。)
ただ、皆さんも想像がつくでしょうが、相当に危険なレベルの超強アルカリに洗浄剤を調整しています。
これと同じことなんですよね。濃度が濃ければ短い時間で落ちる。濃度が薄くても長時間つけておけば落ちる。
そのうえで、安全性や実際の利便性を配慮した上での落としどころを見極めてどのような製品を作るか…。これが洗浄剤を作られる方の頭を悩ませるところなのではないかと思います。
使わせて頂く私たちにとってはそんな小難しいことはどうでも良いのですが、とりあえず「濃度と漬け置き時間の相関関係」ということだけは頭の片隅においておくと、洗浄剤選びの物差しにもなりますし、また、その洗浄剤を100%活かす使い方というのも自ずと見えてくるものだと思います。
商品説明だけに目を奪われるのではなく、こういった裏に隠された深い情報にも神経を向けるとより一層この番組を楽しめることかと思います。
番組の最後に茂木さんのブログとツイッターの紹介がありましたが、本当に勉強になるブログですので皆さんも是非ご覧になってみて下さい。
「白いなまはげ」について
セールスポイントとして赤ちゃんのいるご家庭でも安心して使えますという事ですが、我が家のように室内で猫や犬を飼っているお宅にも良さそうですね。(うちは5匹のネコちゃんが同居してます。)
彼らは永遠の三歳児みたいで、食事中にうっかり食べ物を床に落としたら「ラッキー♪」ってなもんで速攻で狙いにきますし、かろうじて食べ物は拾ってもその後にしつこいぐらいに床をペロペロと舐めまくりますからね…。
そんな部分にもこの「白いなまはげ」は効果的なんだと思います。
油分を落とす効果もあるみたいですし、多分マイペット的な使い方が出来るのではないでしょうか。
安心して使える洗浄剤…。これって家庭の奥様には結構重要なことかもしれませんね。
「茂木和哉のカビ退治」について
上記でも少し言及しましたが、洗浄成分の濃度って意外と重要なポイントでして、濃ければやはり汚れの落ちは良いのです。
しかし、逆に濃いと素材を傷めるリスクは高まります。
ゆえに市販洗剤はリスクを避けて事故の発生しない濃度の物を売っているわけですね。
茂木さんの製品の凄いなと思うところは、この汚れを要領よく落とす濃度と素材を傷める濃度のギリギリのラインを見極めて、そのピンポイントを突いているといったところだと思います。
私達が今まで苦労していたことは、この成分が効くと知っていてもその濃度を勝手に濃くする作業が出来ないということでした。それを最初から濃いものを提供してくれる(かつ事故の危険性が無い。)というのは有難いことですね。
特にお風呂場では床と壁の境目のコーキング剤にしみ込んだカビはなかなか取れきれないものですが、もしかするとこの「カビ退治」が解決してくれるかもしれませんね。
「茂木和哉くるま用」について
車のフロントガラスに付いたシミって結構私も気になります。
特に私たちは現場で知らないうちに付けてしまう事が多いのですが、これってなかなか落ちないんですよね…。
二階や三階で窓ガラスを作業して、下に自分の車を停めておいたのを忘れていた…。
帰るときに車に乗って「あちゃ~。」なんてことがよくあります。マイペットクラスの洗剤でもフロントガラスに付くと取れなくなってしまう事がよくあるんです。
昨日の現場は外壁タイルの洗いだったんですが、「カバーをかけてあげるから下に車を停めておいてもよいよ。」なんて言って下さったのですが、丁寧に御辞退して近くのコイン駐車場に突っ込んできました。使用洗剤が
これと
これですから…。さすがに自分の車だけは恐ろしくて水が降り注ぐ現場下には停められません…。
まぁ、このような極端な現場では誰しも注意はするのでしょうが、普通の現場ではそんなに注意もしませんし、また知らないうちに汚れが付着してしまって困っているという人も多かろうと思います。
そんな時にはこの「茂木和哉のくるま用」が効果を発揮するのだと思います。私もそのうち一本買っておこうかなと思っています。
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