お風呂のお掃除(スケール除去 その1)

それではスケール除去についてお話ししてみたいと思います。

一般のご家庭の奥様方におかれてはこのスケール(カルキ)汚れというものにはあまり関心がいかないと思います。

むしろ、「床の黒ずみが気になるわぁ…。」とか、

「シャワーホースの裏側のカビが取れないのよね…。」

とか、そちらの方に目が行ってしまいがちなのではないでしょうか?

それはそれで大事なんですが…、

それらはむしろ容易に取れる汚れでして、

むちゃくちゃ厄介なのがこれからお話しするスケール(カルキ)汚れなんです。

そもそもスケールとは何ぞや?

口で説明するより見てもらった方が早いですね。

こんなヤツや、

こ~~~~んなのとか

こんなヤツです。

でね、この白い奴は市販のお風呂用洗剤では基本的に取れないんです。

「じゃあそんな汚れが付かないように毎日掃除すればいいんじゃない?」

なんて言われそうですが、

毎日キレイにお掃除していても必ず付きます!逆にきれいな状態を維持すればするほど手ごわいスケールが付くのです。(これに関しては時期が来ましたら詳しくご説明したいと思います。)

ようは水を使用する場所には必ず付着していくのがこのスケールであり、これを落とすにはそれ専用の洗浄剤を使用するか、もしくは研磨してしまうしかないのですね。

研磨と洗浄剤どっちが良いの?

研磨とはこのスケールを削って落とす方法です。お風呂の鏡で考えるならば、ダイヤモンドパッドとかで磨いてうろこ状のスケールを落としたりする方法ですが、現代はこれが一般的でしょうね。

もちろんそれが得意なプロの方においては綺麗に仕上がるのでしょうが、一般の奥様方におかれては仕上がった後に細かな傷がついていた…。なんてこともあるのがこのダイヤモンドパッドだと思います。

それでは洗浄剤だけで落とす方法とは?

これは清掃業者さんたちに鏡を研磨することが流行る以前の方法は、

こういった製品を使って

こうやって落としていたわけです。(古い資料を整理していたら20年近く前の写真が出てきましたので掲載しました。一番上のタイルに置いてある写真は最近撮影。)

こうやってこの程度の鏡でしたら全工程3分以内、鏡に洗浄剤を塗布している時間は30秒以内という猛スピードで仕上げていたわけです。

それでも仕上がりは

こんな状態が

こうやってきれいになってしまうわけです。もちろん傷は一切入ってません。っていうか、傷が入る要因はないわけです。洗浄力だけで作業しているのですから…。

ただし、このやり方の一番怖いところは、ノロノロと作業していると鏡自体を溶かしてしまい…、

こうなっちゃうことなんです。鏡にシミが出来てしまうのですね。(このシミは私が作ったものではなく、以前の業者がつけてしまったものです。)

まぁ好みは色々とあるのでしょうが、素材に傷をつけたくないなら極力研磨は控えて洗浄力をもって落とすという方法を考えていった方が良いのではないかと私は思います。

ただ厄介なのが、このスケールを溶かす洗浄剤というのがあまり存在しないのです。

スーパーやホームセンターで手に入るスケールに有効な洗剤

このスケールを溶かす可能性があり、皆さんが普通にスーパーやホームセンターで買えるのはクエン酸とサンポールくらいだと思います。

先日の動画の現場も基本的にこの2つでスケールには対処しました。(一部ケミカル商品を使用していますが、それも基本的にはこの2つの成分の範囲を超えるものではありません。)

ただ、あの動画にはカットした部分があります。クエン酸水とバスマッジクリンをつけ置きしたのちに床を洗い流していますが、茶色いスケールが残っていたのに気づかれた方は多いかと思います。

ここから40秒あたりくらいまでの間に確認できる茶色い汚れです。

このスケールをその後に一枚刃(スクレーパー)で素材に傷をつけないよう削りながら、サンポールでスケールを溶かしつつ、更に床材を傷つけない程度のナイロンタワシでこすり洗いしていたのですね。所要時間は1時間ほど…。そんなもの動画に撮っている訳にもいかないのでカットして終わりにつなげてしまったのですが…。

仕上がりの状態を見て頂ければ、これらでも時間さえかければ何とかなるというのが分かって頂けるとは思うのですが、いかんせん時間がかかりすぎますし、私だから1時間で済みましたが、奥様方でしたら一日仕事…、もしかすると数日間の大仕事になってしまうかもしれません。

いかにスケールに焦点をあてた洗浄剤が市販されていないかということはこれでお分かりいただけたかと思います。

そんな中だからこそ「茂木和哉」の存在がひときわ際立ってくるのです。

スケールを溶かしながら研磨するのが「茂木和哉」

先に「素材に傷をつけたくないなら極力研磨は控えて洗浄力をもって落とすという方法を考えていった方が良いのではないか」と私は述べました。

それを実際に世に出したのが「茂木和哉」だと思います。

研磨力はダイヤモンドパッドの方が上だと感じるのですが、研磨剤はギリギリの線まで抑え、その分を洗浄力で補い事故の可能性を無くし、かつ作業時間の短縮も図ったという製品だと思うのです。

この考え方は実は鏡だけではなく、他の部分に付いてしまったスケールの除去にも有効な方程式なんです。

長くなってしまいましたので続きは次回に譲りますが、

最後にこの考え方を具体的に動画にしてみました。

「茂木和哉」を簡単にパワーアップさせる方法です。清掃業者さんは簡単に手に入るものですので、ぜひやってみて下さい。っていうか皆さん既にやってはいると思うのですが…。

(動画の最後の水拭き乾拭きは本来であればスクィージとファイバークロスあたりでサラッとやればそれらしかったのですが、車に積んでしまった後で撮影しましたものでプロらしからぬ映像になっていますが御勘弁ください。)

タイム的にはフッ酸の2倍かかってますが、これだけ安全でこれしか時間がかからないなら迷う余地は無いと思います。

2/10追記  上記動画に関してですが、一般の方においては基本的に「瞬間水あかクリーナー」は販売されておりませんので、この方法を実践することは無いかと思いますが、万が一どこからか手に入れても絶対に真似はしないでください。

なお、清掃業の方に於かれては手に入るものではありますが、レブライト等のフッ酸を過去に使用して鏡を洗浄した経験があり、事故を起こさないだけの自信のある方のみにして下さい。

ちなみに上記動画のデータ-は以下の通りです。

平成15年築マンションユニットバス(築14年ほど)

鏡交換歴無し

過去にダイヤモンドパッド等の研磨歴あり

瞬間水あかクリーナー 2倍希釈

部材への瞬間水あかクリーナー接触時間6分

水養生等無し

清掃後水拭き乾拭きのみ(水洗い無し)

施工10日経過後確認、クモリ 変色一切無し(鏡の留め具にもサビ・変色の異常なし)

フッ酸による洗浄経験者の方は上記動画に垣間見える鏡の状況及び上記データ-のみで違いは御理解いただけるものと思います。

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