お風呂のお掃除(スケール除去その4 いよいよ決勝戦&施工)

決勝戦に進出したのは以下の4者です。

1.赤鬼

2.サンポール

3.茂木和哉

4.GSR

これらは第一次試験の最中、微妙にスケールを溶かしている感触を私の指がキャッチした製品でした。

単品でダメならタッグマッチ!

単品でダメならタッグを組ませようということで、液体である赤鬼とサンポールを塗った箇所に茂木和哉とGSRをそれぞれ塗りこんでこすってみました。

そうしましたら、サンポール上でこすった茂木和哉もGSRもあまり変化は起こしませんでしたが、赤鬼を塗った上から両者をこすったら劇的な変化を起こしました。

その結果がこれです。

どうでしょうか?これだけ落ちてくれれば十分お客様にご納得頂けるものかと思います。

あとはどれだけ効率的(短時間で)に落としきったかという点ですが、これは茂木和哉に軍配が上がりました。GSRは研磨粒子が入っていない(らしいです)ということなので、そのあたりが両者の差になったのではないかと思います。

ただ、研磨剤が入っているがゆえに素材を傷つけてしまったら、これはまた元もこうも無いのですが、今回の現場に於いては特段それによるデメリットは見られませんでした。

今回の現場の洗浄剤決定!

というわけで、この現場のスケール落としは「赤鬼」と「茂木和哉」で施工することにようやく決まりました。

「赤鬼」を壁に塗りこんで、数分置いたのちに「茂木和哉」でこする。

多分これで壁のスケールは完全に除去できるのは決定的になりました。

これはこれで良いのですが、私にはもう一つどうしても気になっていたことがありました。それは…。

カルシュワ!

カルシウムがシュワ!っと取れる…、ということなんだろうと思いますが…、

この非常に分かりやすいネーミングもさることながら、「赤鬼」や「瞬間水あかクリーナー」には少量ボトルのお試し版的な製品を用意されているのに、この「カルシュワ」に関してはこの4Lのボトルのみでしか販売されていません。

たぶん、それだけの自信作なんだろうなと感じていました。おそらくお試し版を作らなくても売れる商品ということなんでしょう。(実際には、この商品にまで手を出す業者さんは必ず他の製品で「きれい研究所」の製品の実力を実感された上で購入されているだろうから、お試し版を作っても倉庫に在庫を作るだけ…。という事なのかもしれませんが…。いずれにしても私もこの4Lを使い切ったらまた迷わず4Lで補充するかと思います。また、他の製品も全て4Lでの発注をするだろうと思います。

というわけで、試験は終えていたものの施工日までにはまだ時間がありましたので早速カルシュワを発注してみました。

いよいよ施工当日

前日に届いたカルシュワを現場に持ち込み、

赤鬼の代わりに壁に塗りこんで、

茂木和哉でこすってみたら…、

Wao!

あっという間に理想の仕上がりになってしまった…。しかも素材へのダメージなし…。

これはもうこれしかないよね!ってことで急きょ選手交代で「カルシュワ+茂木和哉」でバンバカ落としてしまいました。

あまりに面白いもんで夢中になりすぎ、施工途中の画像も動画も撮る配慮も一切なく…、気が付いたらスケール除去完了してしまいました…。

とりあえず Before&After の写真だけご覧くださいませ。

何故カルシュワはここまで強いのか?

先日のテストの際にはここまで気持ちよくスケールを溶かした製品はありませんでした。

それなのにカルシュワを塗って研磨剤の入っていないナイロンタワシでこするだけで8割がたのスケールを除去してしまいました。(その後に茂木和哉で丁寧に仕上げていったわけです。)

なぜここまでカルシュワは強かったのか?

私は学者さんでは無いので成分のことはよく分かりませんので、たぶん中に入っている塩酸の濃度が高いのかな…?とも当初は思ったのですが、サンポール以上の濃度にしたら劇物扱いになってしまいます…。他にも二種類の酸が配合されているようですが、ここがたぶんキモなんでしょうね。自分で作るつもりは毛頭ないので茂木さんに質問することはしませんが(なんちゃって茂木和哉で失敗してるし…。)、とにかく不思議な洗浄剤です。

いずれにしてもサンポールに含まれている塩酸の濃度では太刀打ちできないものでもスルッと溶かしてしまいます。

私も昔(20年ほど前)は塩酸の濃い奴(molだとか何だとかあるみたいですが、文系の私にはサッパリ分かりません…。ふたを開けると煙が出てくるようなヤツです。)を現場に持ち込んでみたりしましたが、マジに危険(荒っぽい作業をすると思われている私が危険というんですから、どれだけ危ないか想像がつきますでしょ?)だし、車の中は錆びるしで今は使用していませんが、それにきわめて近い効果を実感しました。

もちろんステンレスは速攻で曇るし、お風呂場に於いても素材によっては変色騒ぎを起こすかもしれません。ただ、そこの見極めや対処方法が分かっているお掃除屋さんならば、車に一本積んでおいて損はないと思います。けっこう使用頻度は高くなる製品だと思いますよ。

結論としては、

よく分からんが、落ちる!

ということと、素材への影響は常に考えなくてはなりませんが、この「カルシュワ」と「赤鬼」と「瞬間水あかクリーナー」で家庭内の水あか(スケール)は殆ど溶かせるのではないかと思います。

そのうえで「茂木和哉」をその都度上手く使いながら仕上げていけば、よほど難易度の高い素材でなければどんな掃除屋さんでもこなせるのではないでしょうか。

家庭の奥様方のスケール除去について

さて、このブログは「奥様のための“お掃除虎の巻”」とうたっているのに、奥様方が直接手に出来ない洗浄剤ばかりでの話になってしまいました…。

しかし、実際にあれこれと試行錯誤しながらお掃除を手掛けている奥様には何となく見えてきたものがあるのではないでしょうか?

今までのお話でスケールに効くのは「塩酸」「クエン酸」が代表的なものであることは御理解いただけたかと思います。(今回試験した洗浄剤もほとんどが塩酸やクエン酸が主成分になっているものですね。)

ただ、業務用洗浄剤はその濃度が濃いのと、効率よく作業させるために他の成分も調合してあるがゆえに、ここまで劇的に落ちるわけですが、市販洗剤であっても成分は同じ塩酸やクエン酸なわけですから、濃度が薄い分溶かせる量は減っても、溶かせる事実には違いは無いのです。

付着しているスケールが少量であれば私が紹介した高濃度クエン酸水やサンポールで十分いけちゃいますし、それらで対処できないシリカスケール(鏡や陶器に付着したスケール)も茂木和哉一本で十分綺麗になってしまうのですね。つまり、重症にいたる前であれば市販洗剤でリセットは可能なんです。ですから如何に軽症のうちに落とすか、また軽症の状態に留めるかが重要ですね。

ですから、定期的に徹底的なスケール除去をして、これらの市販洗剤だけでもリセットできるような状況を意図的に作っていくかが肝要になっていくのです。

ただですね、ここで皆様の脳裏をよぎったのは「毎日水滴を残さないようにすれば良いのよ。」だと思いますが、これに関しては非常に大きな問題をはらんでいます(現時点の常識をひっくり返すほどのものです。実は逆でして、それをやったらたいへんな状態を将来引き起こすのです…。)ので後日改めてゆっくりお話ししたいと思います。

話がまたそれてしまいましたが、奥様方に於いては自由気ままに使用してもらって、半年に一度くらいガッツリ掃除(高濃度クエン酸水+バスマジックリン)をしてもらって、鏡と陶器(タイル)は茂木和哉でシコシコ地道にこするという作業をしてもらえれば、家を解体する日までキレイを維持できると思います。

既にごっついスケールが付いてしまっている方は私にご連絡頂ければ、落としに参ります。(もちろん料金は発生しますが…。自分で言うのもなんですが良心的な価格だと思います…、たぶん…。)(・・;)

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コメント

  1. ねこ仙人 より:

    朝早くからすみません
    秋田県でハウスクリーニングの従業員をやっている者です。
    この業に携わってからは、かれこれ15年ほどになります
    歳は43才です
    うちのお店は 基本現状回復メインなのですが、お客様の自宅も依頼があれば作業させていただいています。
    その際に 特に浴室の掃除をすると、
    (特にスケール等ですが)
    自分のスキルと知識の低さに
    ほとほと参る場合が多々あります´д` ;
    なにか、もっと良く(早く?) キレイに出来ないものか?
    で、色々なサイトを巡り
    ここにたどり着きました。

    浴室の使用後に 水滴を拭き取るのはダメ!
    …初めて聞きました 笑
    私も、作業後には お客様に使用後のバスタオルで 水滴拭き取るといいですよと伝えてました(;^_^A
    衝撃を受けました。
    ブログの内容 とっても面白いと思います。
    あ、茂木さんの洗剤 どれにしようか迷い中だったのですが、
    カルシュワに決めました。
    ありがとうございます(>人<;)
    これからも ちょくちょく拝見させていただきたいと思います
    やはり、この仕事は
    大変な現場をクリアーした時の達成感とレベル上がったぞ!感が
    なによりのご褒美ですよね(略して自己満足)
    だいぶ涼しくはなってきましたが
    お体に気をつけて お仕事頑張ってください
    それでは、失礼致しました

    • TETSURO より:

      ねこ仙人様

      はじめまして。そしてコメント有難うございます。

      同業者の方からお便りを頂けて本当に嬉しいです。

      こまめに水気を取る弊害については、実際にそこまでに至ってしまう現場は相当に少ないと思います。1000件に1件くらいではないかと私は感じています。毎回水を使うごとに神経質なまでに水気を拭き上げる生活を10年以上継続する根性は普通の奥様には無いとおもいますので…。それを考えれば下手に警告してあちこち汚れが溜まるよりは、常に綺麗な状態を維持するような意識を奥様方に持ってもらった方がベターなような気もします。(ただ、その場合は水あかがキツクなる前に完全に除去する作業を定期的に行うよう誘導した方が良いとも思います。)

      水あかに関しては私どもの一つの課題ですよね…。ふた昔前でしたら、「これは落ちない汚れですから。」とお客様に言って帰れたものが、ここまで色々と洗剤が豊富になってしっかり除去している写真や動画がネット上に氾濫してしまうと、逃げるわけにはいかなくなってしまいますものね…。良いのか悪いのか…、なかなか厳しい世の中になったなと私も感じています。

      茂木さんの水あか用の洗剤(業務用)に関してですが、一言で表現すると「ピンポイントで効力が発揮される。」といった感じでしょうか…。昔の2ストのオートバイのようにある一定の回転数を超えるといきなりドッカーン!とくるような…、その美味しいところを探り当てるのに少し時間が必要な気がします。(私も今色々と試行錯誤中です。)

      カルシュワの上手い利用方法が見つかりましたら、ぜひとも私にも教えて下さると嬉しいです。

      なお、記載頂いたメールアドレスあてに後程メールしますので、お手すきの時にでも目を通して下さると嬉しいです。

      今後ともよろしくお願い申し上げます。