ウォシュレットのお掃除について

トイレ掃除の手順を書く前にウォシュレットに関して少し触れておきたいと思います。

私がこの仕事を始めた20数年前にも既にウォシュレットは存在しましたが、普及率としてはそんなに高くなかったのではないかと思います。

しかし現在に於いては、各家庭のみならず公共のトイレにまでその姿を頻繁に見るようになりました。

しかし、このウォシュレット…。

便利なのは良いのですが、どこまでをお掃除するべきか本当に迷いますよね…。

というわけで、家庭の奥様方がトイレ掃除を手掛ける場合はここまでにしておいた方が良いですよ。ということをお話しておきたいと思います。

ウォシュレット清掃における事故

漏電

ウォシュレットのコンセントは往々にしてこんな形になっていますね。

これは漏電した場合にコンセントの部分でブレーカーを落として大元のブレーカーまで被害を及ばさないためのものなんです。

つまり、このコンセントが付いているということはウォシュレット本体で漏電を起こす可能性がありますよ。ということでもあるのですね。

実際にウォシュレット内部を見てみるとこんなかんじになっています。

これはけっこうカバーで保護されちゃっていますから、少し古い型でみてみましょうか…、

どうでしょうか?ラジオやテレビなどの電化製品の内部をのぞいてみた時とイメージがかぶりませんか?

このような精密機械と隣接させて水も通しているわけですから、何かしら部品に支障を起こして内部で水漏れが発生したらすぐにショートするわけです。

もちろんちょっとやそっとでは水漏れしないように作られてはいるのでしょうが、人間のつくるものですから絶対ということはありません。使用状態や経年劣化で万が一ということもまたあり得るわけですね。

ゆえにメーカー側は漏電に対する対策としてこのコンセントを設置しているわけです。

実際に私も現場での作業中に水の配管のどこからか水が流れだしたようで、それが電装部分に付着して、最後に取り付けてコンセントを差し込んだ瞬間にブレーカが落ちてしまったという事故は体験しております。

本当にごくごくまれではありますが、そういうこともあるのですよね。

ノズルの不具合

上記写真を見て頂くと真ん中に白い棒がありますよね。

これが水を噴射するノズルでして、実際にお尻を洗おうとすると、これがグィーンと伸びてきてお尻を洗い、止めるとこれが引っ込む…。そんな仕組みになっています。

で、それを動かしているのは右隣にある細いベルトなんですが…、

この茶色いやつですね…。

掃除をする際にこのベルトを外してしまった場合、その後の戻し方の塩梅でノズルが伸びきらない…とか、ノズルがすっきりと引っ込まないとかの事故が起きるようです。時々私もそういった現場に遭遇いたします。

事故を起こさないためには?

上記写真を見るといかにも簡単にカバーを外せるような気になりますが…、たしかにビス数本だけで止まっており、あとはツメでひっかけてあるだけなのでやろうと思えば奥様方にも外せるとは思うのです…。

ただ、その後にカバーを取り付けるには少しコツがいりますし、上記のように漏電やノズルの不具合が生じる可能性がありますから、家庭の奥様方でウォシュレットを分解して掃除しようとは思わないのが賢明だと思います。

臭いの大元は便器とウォシュレットの間の隙間についた尿石ですから、

この表から触れる部分を完全にキレイにしてしまうだけでも臭いの大半は無くなります。

こんな感じに仕上げるだけでも、見た目も臭いも十分に改善されることかと思いますよ。

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コメント

  1. ねこ仙人 より:

    こんばんは、最後のウォシュレットくらい汚れちゃうと ニオイも凄そうですね´д` ;

    犯人は 男性で間違いない訳ですが、
    これだけ飛び散ると周りの壁紙もアララララですね(-_-)
    前にどこかの記事で、おしっこの汚れには
    クエン酸を使って洗うと消臭効果もあります!
    みたいなのを見たので、使ってみました、が、 床がベッタベタになってしまいましたw
    ちと、濃過ぎたようです´д` ;

    ウォシュレット付きのトイレだと
    水洗のホースを外して使って、便器のリムの内側の奥の方まで、ジェット洗い出来るので
    僕は好きです 笑
    ノリみたいなカビがいっぱい出てきますよw
    半分趣味でやってます 笑
    あと、今更ですが ハンドルネームにしました。

    • TETSURO より:

      ねこ仙人さんへ

      コメント有難うございます。

      確かに周りのクロスも凄いことになっていました…。ここの現場は手がけるまでに少し時間がありそうなのですが…。私が手がける時は当然のことながら事前にクロス屋さんがクロスとCFの貼り替えをしてしまった後になると思うので多分トイレ本体だけの清掃で臭いは消えると思いますが、在宅のお宅でここまでいってしまっているとトイレ本体の掃除だけでは臭いは消滅しないでしょうね…。

      その辺りも次の記事では触れようかと思っています。

      あと、クエン酸は濃く作ると果物を剥いた後の包丁のようにべたつきますよね。最終的に洗い流す箇所では逆に湿布効果をもたらしてGoodなのでしょうが、洗えない場所では他のものを使った方が良いような気がします。

      「最後にホースを外しての…」、は私は全く考えも及びませんでした…。今度詳しく教えて頂けると嬉しいです。

      追伸 過去の投稿も一応「ねこ仙人」さんと直しておきました。