RSA-Japan 復元型ハウスクリーニング講習会(その1)

RSA-japan

先日(10/18~10/19)RSA-japanさんが主催する「復元型ハウスクリーニング講習会」に参加してまいりました。

以前より気にはなっていたのですが、いかんせん参加費用がネックになり足を踏み出すことが出来ませんでした…。

けれども昨今の業界の状況を冷静に観ると、キッチンもステンレスから人工大理石に切り替わりつつありますし、洗面台も陶器ではなく樹脂製に、お風呂の壁も塩ビで下手に手掛けると傷が目立つデリケートな素材…と、時代に追いついたサービスが出来るか否かが今後掃除屋として生き延びれるかどうかのポイントになってきていると痛切に感じておりました。

その辺りをキッチリと教えてくれる場所があれば是非とも行きたい…。

 

そんな折にX(旧Twitter)にてドンピシャの講座を開講しているRSA-Japanさんの存在を知りました。

講師陣を見ても以前より気になっていた凄い職人さん達が名を連ねていて、こんな雲の上の人たちから直接教えて貰えるなんて夢のようなことですし、その先生方も自身の技術を全て開陳することはなくても、作業を見れば一つでも二つでもノウハウを学ぶことが出来るのではないか…。

そんな思いが日に日に強くなり、居ても立ってもいられなくなってきました。

そして思い切って申し込んでみました。

 

いきなり結論

これから講習会の模様を許される範囲で皆様にお伝えしようと思ってはいますが、結論を先に書いてしまいます。

 

講習会の費用は少し勇気のいる金額です。けれども投資金額以上の得るものは必ずあります。

とくに20代30代の若い人達は掃除屋さんとしての今後の御自身の人生に於いて大きな大きな財産となると確信いたします。また私のように人生後半戦を惰性で過ごしている職人さんに於いては、「まだまだ俺もいけるんじゃね?」と微かな希望の光が見えて来るかと思います。

とにかく講習の内容と金額を比較すれば、それが如何にリーズナブル…、分かりやすく言えば「お値段以上」ということを誰しもご納得いただけるのではないかと感じます。

 

もし現在「気にはなっているけど、どうしようかな…。」と迷っていらっしゃる掃除屋さんがいらっしゃるなら、借金をしてでも参加してみると良いですよとお伝えしたく思います。

絶対に後悔はしないと思いますよ。

 

こんな感じです

座学や実技その他諸々の詳しいお話は次回以降にさせて頂くとして、こんな感じで講習会は行われました。

 

 

このように解体現場等から搬入されてきた実際のガチな汚れが付着している設備を使用して汚れを落とす実技が行われました。

ここには映ってませんが、ステンレスシンクなんかも本物の部材が運ばれてきておりました。

で、付着している汚れはテレビショッピングなんかで撮影のために直前に付けたような汚れではなく、「えっ!マジっすか?」と現場に入った瞬間にお客さんに工期の延長を交渉してしまうような強烈な水垢にまみれた素材でした。

これを座学で学んだ理論に基づいて傷を付けずに水垢を落としていくわけですが…。

今まで我流で行ってきた自分のクリーニングとはスピードも仕上がりも次元が違いました。

いくつになっても学ぶことって大事なんだなと改めて思った次第です。

 

次回は許された範囲内での講習会の様子をお話ししていきますね。

最後に今回の様子では無いのですが、過去の講習会での鏡研磨の動画を貼り付けておきます。

 

 

 

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