お風呂のお掃除(湯垢落とし)

お風呂

それではつけ置きしたクエン酸とバスマッジクリンを洗い流していきます。

 

これは別現場での写真ですが、

 

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洗面台のこんな汚れも、
この方法(高濃度クエン酸水&バスマッジクリン)でやれば、

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こうやって指だけで汚れが落ちる位になります。

それを丁寧に仕上げていけば、

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こうやって新品のように光り出すのです。(^^)

 

最後の嫌味なほどの輝きを出すためにはシリカスケール(水分中の成分が陶器に塗られた釉薬と一体化して石のようになってしまったものです。)の除去が必要ですが、それは後日ご紹介したいと思います。

 

まずは、ユルユルになった湯垢(皮脂汚れ)をバンバンおとしてみましょう。

 

手順

 

特に手順もへったくれも無いのですが、

 

1.シャワーで水をかけながらネットスポンジや研磨粒子の入っていないナイロンタワシでこすり洗いしていきます。

(今回のような汚れの厚いお風呂では取れた汚れのカスがネットやナイロンタワシの目に詰まっていきますので、できれば目の粗いネットスポンジの方が要領は良いかと思います。)

 

2.一通り洗い流し終わりましたら、今度はそれでも残ったスケールの除去(鏡、蛇口、ドアの下部などには白いスケール汚れが残っているはずです。)をします。

(これに関しては奥が深いので後日改めてご紹介します。)

 

3.上記迄で見た目は相当に綺麗になってはいますが、皮脂汚れが酷かった現場の場合は汚れ自体は分解されてゆるくなってはいますが、若干の脂分がまだ浴室内にうっすらと貼り付いております。それを油を落とすアルカリ性の洗剤で根こそぎ除去してしまうと完全にさっぱりとしたお風呂に仕上がります。私はマジックリンをスプレーしてまぶし、それを洗い流すようにしております。

 

床に関して

 

この後の動画でも確認できるかと思いますが、床の洗浄にはごくごく普通の「たわし」を使用しております。

 

実はこれには深い意味がありまして…、

 

お風呂の床はおおむね凸凹してますよね?

 

入浴時に誤って転倒事故を起こさないための配慮だと思うのですが、実はこの凸凹のへこんだ部分や、ブロック状に溝がついている場合なんかはその溝の角など、には余程細い毛先のブラシでなくては届かないわけです。

 

その点スタンダードなタワシはたとえそれらの凹んだ部分よりも毛先が太くても、自らの毛先が削れてその穴に上手く入り込んでくれたりするんですね。

 

よくお風呂用に売られているナイロンの毛先のブラシではこうはいきません。ゆえに私は普通のタワシを愛用しています。(普通のタワシも色々と安いものもありますが、私はロングセラーの「亀の子タワシ」の愛用者です。少し高いんですがやはりロングセラーにはそれだけの理由があると思います。実際に一番使い勝手は良いですよ。)

 

ちなみにこの道理はポリッシャーを使った床の洗浄にも同じことが言えまして、普段は石材やノンスリップの長尺の床には私もナイロンの毛先のブラシを使用しますが、ここ一番というときにはタワシと同じような毛先のブラシを使用します。

 

 

こういったやつですね。これも全く同じ理屈でして、自らの毛先を消耗しながら穴に入り込んで汚れを掻き出してくれるんですね。

 

一段上の仕上がりを望むなら、大した出費ではないですから、亀の子タワシをお勧めします。

 

で、今回の現場はかなり汚れが激しかったため、亀の子タワシだけでは取りきれないものもありましたので、こういったブラシも使ってみました。

 

 

これはブラシ部分が超極細で、かつ柔らかい金属で出来ていますので、お風呂の床材の凹みやクッションフロアーの凹みにも簡単に入っていく優れものです。(金属では素材を傷めるのでは?と心配される方もいらっしゃるでしょうが大丈夫です。木材の表面位に柔らかくなると多少の毛羽立ちが発生しますが、ユニットバスの床などでは傷つけるまえにブラシの毛先の方が曲がってしまいます。)

 

ただし、これはかなり勇気のいる値段でもあります(5000円では買えません…。)ので、一般の奥様方はクエン酸&バスマッジクリンの工程を何度か繰り返して亀の子タワシでこすっていく方が現実的だと思います。実際にそれで落ちます。

 

それではどの程度落ちていくのかを動画でご覧ください。(ただし、この動画ではスケール落としの工程を省略しております。それに関しては後日ゆっくりご説明しますね。)

 

まずは実際にクエン酸一袋(300gほどのもの)、とバスマジックリンを買ってきて試してみて下さい。今までのお風呂掃除は何だったのか…。とショックを受けるはずです。

 

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