マイクロファイバークロスについて

東いづみさんのアイデア

先日ネコちゃんのトイレのペレットを買いにスーパービバホームに行ったのですね…。仕事帰りに…。

 

 

作業着でネコちゃんグッズを買いに行くと結構浮くんですよね。ネコちゃんの洋服やおやつをニコニコしてレジに持っていくと何だかいけない者を見るような目に皆さんなっていて…。

 

 

なんででしょうかね…。

 

ガテン系=ごついワンちゃん

 

というイメージがあるのでしょうか、世間には…。

 

 

ってなわけで、私はネコちゃんの用品を買うときは作業着のおっさんがウロチョロしていても何の違和感もないスーパービバホームを愛用しております。

 

 

それはそれとして、ついでに生活用品売り場も覗いてみたら…、

 

 

OH!

 

 

これは東いづみさんの本に載っていた「マイクロファイバークロス」ではありませんか!

 

 

 

 

今まで触ったことのない手触りのマイクロファイバークロスだったもので思わず買ってしまいました。

 

 

というわけで、今回はマイクロファイバークロスのお話をしてみたいと思います。

 

 

マイクロファイバークロスって何よ?

 

お掃除好きの奥様は皆さんご存知でしょうが、「東京オリンピック」と聞いて前回のオリンピックが真っ先に頭に浮かんでしまうようなお姉さま方はもしかすると知らない方も多いのではないかと思いますので少し説明しますと、タオルの毛自体が汚れを掻きとるような構造になっていまして、触った感じは昔ながらのタオルのようなんですけど、実際に物を拭くと細かなホコリや汚れも同時に取ってしまうという優れモノなんですね。

 

ほんと、触っただけでは分からないのですが…。

 

顔を洗って近くに何もタオルが無かったら、とりあえずこれで顔を拭くと分かります…。すっごく痛いですから…。

 

間違ってもトイレに紙が無いからといってコレでお尻を拭いてはいけません。悲鳴を上げます…。(普通、それは無いか…。)

 

つまり、水を吸い取るという今までの雑巾本来の機能に「汚れを掻きとる」という機能も同時に併せ持った新世代の雑巾、これがマイクロファイバークロスなんですね。

 

お掃除の基本的工程

 

そもそもお掃除の工程というのは大体以下のようになります。

 

1.汚れに洗剤を吹き付ける。

2.その洗剤をナイロンタワシなどでこすって汚れを分解させる。

3.分解して液状になった汚れを雑巾で拭きとる。

4.一度拭き取っただけでは拭き跡が残るので乾拭きして仕上げる。

 

これを以前の普通の雑巾でやった場合と、マイクロファイバークロスでやった場合ではスピードも仕上がりも各段に変わってくるのですね。

 

考えてみれば当たり前のことなんですが、従来の雑巾では水気を吸い取るといった目的の3や4の段階でも汚れを絡め取りながら拭き上げているわけですから、それはもう仕上がりは全く違ってくるわけです。

 

軽度の汚れなら2の段階をマイクロファイバーで代用できる

 

この汚れを絡め取るという性格を理解してくると新たな使用方法が頭に浮かんでくるものです。

 

「軽度の汚れでマイクロファイバークロスの研磨力で落とせると予測した部分はナイロンタワシなどでこすらずに、一気にマイクロファイバークロスでこすりながら同時に拭き上げてしまう。」

 

ということですね…。

 

つまり、上記の2の段階を省略してしまうということなんです。

 

この工程を一つ簡略化できるというのは非常に重大なことでして、一つ一つの動作自体はそんなに大した時間ではなくても、お部屋全体(おうち全体)を拭き上げるトータルの時間で考えると相当に時間を節約できるものなんですね。

 

ですからガッツリした汚れを落とすお掃除ではない…、日々の奥様のお手入れ的な掃除や、ホームヘルパーさんが訪問して行うお掃除などには非常に有益なツールだと思います。

 

あのとき君は高かった♪

 

そもそもこのマイクロファイバークロスを初めて目にしたのはもう十数年前になるでしょうか…。

 

同業者の友人と現場に入った時にその方が水回りやガラスの拭き上げに使っていまして、「これいいよ。」って勧めてくれたんですよね…。

 

けどその時はまだここまでメジャーになっておらず、あくまでも清掃用品として清掃資材の販売店でしか手に出来なかったんです…。

 

もちろん金額も勇気のいるようなもので…。

 

「ウエス一枚にここまでの出費は…。」

 

と躊躇するようなものでした。で、結局使わずじまいでいたのですが、少しずつ世間でも廉価版のマイクロファイバークロスが売られるようになりまして、私も遅ればせながら何枚か手にするようになったのです。

 

ただ、それでも安いものではありませんから、「ここ一発!」のときの仕上げのツールとしてガラスの仕上げや鏡の仕上げのための乾拭き用としてのみ使用していたんですね。

 

わざわざ水に濡らしてガンガン拭きまくる…、なんてハイソな使い方は思いつきもしなかったんですね…。

 

 

東いづみさんの記事にショック…。

 

そんな頃でしたでしょうか…、今から何年前だったか覚えていないのですが、ある雑誌でお掃除特集が組まれていて私もコンビニで手に取ってみたのです。

 

そこにはこのマイクロファイバークロスを器用に使いこなす女性の記事が書かれていました。

 

「ここに目をつけてきたのですか…、やりますね…。」

 

というわけで、普段はお掃除特集を立ち読みしても、そのまま棚に返してビールとタバコとスイーツ(奥様用)だけを買って帰る、ダメなオッサン丸出しの私ですが、その時は思わず雑誌も買って帰ったのでございます。

 

家に帰ってじっくり拝読させて頂いたのですが、ウエスを擦る道具として利用する発想には正直言って驚きました。それまでの私はウエスはあくまでも汚れた水分を拭き取るツールにしか考えていなかったのですから…。

 

でもって、実際に現場でやってみたら…、

 

時間短縮でヒャッホーイ♪

 

ってな感じで、それからはウエスは全てマイクロファイバーに変更してしまったくらいでした。

 

とにかくマイクロファイバークロスを語らせたら、この東さんの右に出る人はいないのではないでしょうか…。これからも勉強させて頂きたく思っております。

 

 

「傷だらけのローラ」にしないファイバークロス

 

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日々新たな現場にお伺いしてますと、このヒデキの歌のように「君を誰がそんなにしたの?」なんていう傷があっちこちに付いていたりするんですが…。

 

建物の素材って新築時はどこもかしこも傷など一切ついていなくてピカピカなんですよね。

 

このピカピカをどれだけ長期間維持できるか…。が、御自宅のキレイをキープするポイントだったりするわけです。

 

私もこの仕事を始めたばかりの20代の小僧さんだったとき、先輩から「光る所は全て光らせていけよ!」と教えてもらいましたが、光るのは何も蛇口やシンクなどの金属部分だけではないのです。

 

便器や洗面台などの陶器部分も新品はキラキラ輝いてますし、台所の棚の扉や洗濯機の防水パン、建具なども傷さえつけずに新品状態を復活させればピカピカと光り出すわけです。

 

 

 

 

 

こんな感じに素材本来の輝きを取り戻してやれば、それだけですごくアピールできるわけですね。

 

それを可能にするためには絶対に素材に傷をつけてはなりません。そのためにはマイクロファイバーのネットスポンジやマイクロファイバークロスを上手く使って仕上げていくしかないのです。

 

その部分にいち早く気付かれて皆さんに告知された東さんは本当にすごいなと今でも感じています。

 

とにかくこのマイクロファイバークロスは色々な使い方が出来、今後も可能性が広がる面白い商品ではないかと思います。

 

まだ使っていない方は是非とも使ってみると重宝すると思いますよ。

 

 

 

 

 

 

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