シンクのお掃除(補足)

今までシンクのお掃除の手順をご紹介したわけですが、実はこの記事は7年前に書いたものでして、今から見るともう少し改良の余地が有ったり、最後のくすみを消す方法も紹介したケミカル用品を使わなくても手元にある道具と洗剤で出来ちゃったりするんです。

もちろん、その際は最初の段階から少し違った作業をしていきますので、記事を作り直す作業もまた大変になってきますもので、今回はとりあえず7年前の記事をそのままアップさせて頂きました。

ただ、今回少し気になったのが「第2段階のサンポール使用」なんですが、やはり使い慣れていない奥様方がこれをやると事故のリスクがあるのではないか?という御指摘を同業者の友人からも頂きまして、「やっぱり、そうだよな…。」なんて考え込んでしまったわけです。

というわけで一般のスーパーやホームセンターでは手に入りにくい洗剤ですが一つ紹介しておきます。

先日の動画で私がサンポールの代わりに使っていたのがこの洗剤

マクビーという酸性の洗剤(薬品)です。この製品はサンポールほど強力にカルキを破壊は出来ませんが、ステンレスを変色させないという面ではとにかく信用できます。これを水栓金具(蛇口)周辺やシンクの内側に塗って放置しておくことでそれなりには落とすことは可能です。

時間に追われる現場では私も手っ取り早くサンポールを使ったりしてしまいますが、時間に余裕のある現場ではこれを多用しております。

ただこれは一般のホームセンターやドラッグストア―では手に入らないと思います。それでも買いたい人は以下に私の友人がやっている清掃道具のショップ経由で手に入れてみて下さい。(ただ彼も少人数でお店を回しているので、問い合わせの電話やメールなどは御遠慮いただけるとありがたいです。質問や疑問は私が承りますので、何かあれば私の方にまずはご連絡下さい。連絡先はこちら)

購入に関しては ㈱エムエフワン

商品のページはこちら

とりあえず既製品でいくとしたらこれが私の現在のスタンダードでしょうかね…。

でもって、あくまでも一般のお店で手に入る物でやるんだぁ~~~!

ってなら、クエン酸しかないかな?

というわけで、次回はこのクエン酸について少し情報を公開してみますね。

平成29年7月25日追記

先日クエン酸飽和溶液をシンクに使用して酸焼けの事故を誘発した方の記事を拝見いたしました。

http://engineer.ns-it.net/comment.php?kiji_id=2013#entry-246

1時間~2時間のクエン酸接触によるものだそうです。上記マクビーもクエン酸が主成分だそうですが、変色させないための配慮をメーカー側がしているのではないかと思います。ただ、顆粒状のクエン酸そのものを飽和溶液にして使用する場合は、短時間での施工もしくは適度に薄めたうえでの使用をした方が良いかもしれません。シンクもそうですが、ステンレス浴槽も含めてステンレス部分にはクエン酸飽和溶液は出来るだけ使用しない選択をしたほうがベターかもしれません。

ご質問お問い合わせはこちらまで

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