シンクのお掃除(第3段階 クレンザー)

前回“磨く”ということは「目の粗い物から始まって徐々に目の細かい物にシフトしていきながら、気長に磨き続けていきます。」とご説明いたしました。

この磨くという作業で真っ先に頭に浮かぶのがクレンザーだと思います。

クレンザー自体の歴史は古いですから、どこの奥様も一度は使ったことがあるでしょうし、またご家庭にも一本はあるかもしれません。勿論私もクレンザーは使用致します。ただ、このクレンザー…、指で触って貰えば分かりますが、かなりザラザラしておりますよね。つまり研磨の粒子が粗いということです…。

粒子が粗いということは研磨力がそれだけ強いということです。一方でキズが付きやすいという欠点もあります。この点をどう考えていくかなのです。

話は変わりますが、日々の炊事作業で家庭のシンクというのは無数のキズが既に付いてしまっております。これらを粒子の細かい研磨剤で永遠に磨いていってもその研磨剤で取れるキズ以下の小さな物は目立たなくなりますが、それ以上のキズは除去しきれません。すなわち、大きなキズを残したままでペカペカに光ってしまうという嬉しいような少し寂しいような…、何となくスッキリしない結果に終わってしまうものです。

これをクリアーするためには最初の段階で粒子の粗い研磨剤を使って小さなキズはもちろんのこと、大きなキズまでも無くしてしまうのがポイントになってきます。

副作用として無数のキズがシンクには残ります。それを今度は一段階粒子の細かい研磨剤で同じ作業をしましてシンクのキズを一段階細かな物に変えて行くのです。この作業を私は最低でも10回は繰り返します。その結果が先日のピカピカに光るシンクを生み出すのです。

詳しくは後日にシンクに使う研磨剤を一覧にしてアップ致しますのでそれを参考にしてください。取り急ぎは現在の手持ちの写真にあるものだけを紹介致しますね。

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ナイロンタワシです。写真のものは8448Pという商品番号の物で研磨粒子のランクは400番くらいです。これはナイロンタワシとしては一般的な部類にはいると思います。スーパーで売っているのはこのタイプが多いですね。緑色のスコッチ(住友3Mのナイロンタワシの商品名です)がこれです。

このほかにも一段階上の粒子の粗さがある8447(茶色のスコッチで粒子のランクは280番相当)、一段階粒子が細かい7448(グレーのスコッチで粒子のランクは800番相当)を私は使用しています。これを280→400→800と言った具合に粒子を細かくしてキズを小さくしていく訳です。

次にスポンジ研磨剤です。このスポンジ研磨剤はスポンジに耐水ペーパーのような研磨剤を付着させてある商品ですが…、とにかく使いやすい!効果は凄いですよ。目から鱗に奥様方はなるはずです。一枚当たり200円ちょっとの商品ですから是非一度おためし下さい。

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左からスーパーファイン(320~600番相当)、ウルトラファイン(800~1000番相当)、マイクロファイン(1200~1500番相当)となっておりまして、これらを使ってスコッチの作業後に磨きあげていくわけです。

更には現在写真には収めておりませんが、2000番~3000番相当の藤原産業という会社のスポンジ研磨剤を私は上記写真の3Mの研磨剤の後に使用しております。更には定番である2000番の耐水ペーパーもこの作業の合間合間に入れております。

さて前置きが長くなりましたが、作業に入りましょう。

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まずはクレンザーをシンクに直接垂らします。それをスコッチでのばしながらこすっていきます。…ただ、私は以前から自分でも悩んでいるところなのですが、スコッチ自体はナイロンの網状になっているものですから、この編み目にクレンザーが入り込んで何とも不経済なのではないかと常々感じているわけです…。クレンザーの力を発揮仕切れずに排水溝に流してしまっているのではないかと…。ってなわけで、現場によってはこのようにスッコチでやるときもありますが、手元にスポンジ研磨剤の使い古したものがあれば、それでクレンザーの作業を行うときも結構あります。こうすれば、クレンザーを完全にステンレスに押しつけて使い切ることが出来ますものね…。

効果は…、

あまり変化はありませんが…、まぁ気持ちの持ちようでしょう。(^^;)


世間はエコエコと叫んでおりますので、少しでも無駄なく使い切ったという自己満足が精神衛生上もよろしいかとおもいます。

ところで、セッセセッセとこすった結果はこうなりました。前回のサンポールでの水垢カルキ落とし後の写真と比較しておきます。施工前は若干水垢の残りが存在しましたが、クレンザー施工後はそれらが無くなった事に気づかれるかもしれません。その上でステンレス自体が青白く光り出したことも…。

IMG_0730.jpg施工前

IMG_0736.jpg施工後

IMG_0731.jpg施工前

IMG_0737.jpg施工後

IMG_0732.jpg施工前

IMG_0738.jpg施工後

ただ、無数のキズも発生致しましたよね。これが今回始めに長々と説明致しましたメリット、デメリットの部分なんです。この後の段階ではその無数のキズに対する対処に入っていきます。

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